米国株の始め方ガイド(初心者向け)
「米国株に興味はあるけど、何から始めればいいかわからない」という方へ。 最低限知っておきたい基礎知識をシンプルにまとめました。
円からドルへの両替(為替リスクの基礎)
米国株はドル建てで取引されるため、まず日本円を米ドルに両替する必要があります。 証券会社の口座内で両替できるほか、円貨決済(注文時に自動両替)に対応している証券会社もあります。
注意したいのが為替リスクです。たとえば1ドル=150円のときにドルを買い、130円のときに円に戻すと、株価が変わらなくても約13%の為替差損が発生します。 逆に円安が進めば為替差益になります。
為替手数料は証券会社によって異なり、1ドルあたり0銭〜25銭程度です。頻繁に売買する方はコスト差が積み上がるので比較しておきましょう。
米国株の配当と税金
米国株の配当金には二重課税の問題があります。まず米国で10%が源泉徴収され、残りに対して日本でも約20.315%が課税されます。
この二重課税を軽減する仕組みが外国税額控除です。確定申告をすることで、米国で差し引かれた税金の一部または全部を日本の所得税から控除できます。
配当にかかる税金のイメージ
配当100ドル → 米国源泉徴収10%(10ドル) → 残り90ドルに日本で約20%課税(約18ドル) → 手取り約72ドル
外国税額控除を使えば、米国分10ドルの一部〜全額を取り戻せる可能性があります。
確定申告が必要なケース
一般口座や特定口座(源泉徴収なし)で米国株を取引している場合、原則として確定申告が必要です。 特定口座(源泉徴収あり)を選んでいれば、売買益の申告は不要ですが、以下のケースでは申告を検討しましょう。
- -外国税額控除を受けたい場合(配当の二重課税を軽減)
- -年間の譲渡損失を翌年以降に繰り越したい場合
- -複数の証券口座の損益を通算したい場合
※ 税制の詳細は国税庁のサイトや税理士にご確認ください。
NISA口座で米国株を買えるか
はい、NISA口座で米国株を購入できます。2024年から始まった新NISAでは、成長投資枠を使って米国の個別株を非課税で運用可能です。
ただし、NISA口座で得た配当に対する米国の源泉徴収10%は非課税の対象外です。日本側の税金は非課税になりますが、米国側の10%は差し引かれたままになります。 また、NISA口座では外国税額控除の確定申告ができません。
それでも日本側の約20%が非課税になるメリットは大きいため、長期保有を前提とした米国株投資にはNISA口座の活用がおすすめです。
米国株を始めるなら、まず証券口座を開設しよう
どの証券会社が自分に合っているか、手数料やサービスを比較してみましょう。
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